上質な暮らしを叶える街
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寺院・古社が集まる駒込界隈
江戸時代に「将軍御成道」とよばれた街道があります。徳川将軍家が日光東照宮へ参拝するときに通った「岩槻街道」です。リムテラス文京千駄木近くを南北に走るのが、その道。いまは本郷通りとよばれています。
この本郷通り沿いで、ひときわ目を惹くのが「旃檀林(せんだんりん)」と書いた額が掲げられた、立派な山門。「吉祥寺(きちじょうじ)」というお寺の山門です。
このお寺は、かつては江戸城内にありましたが、明暦の大火(1657年)でこの地に移ってきました。仏教と漢学の研究・人材育成を目的とした学寮「旃檀林」があり、関東一円から集まった1000人を超える学僧が学んでいたといいます。現在の駒澤大学の前身であるため、同大学や付属高校の校歌には「旃檀林」の語が出てきます。
ちなみに、武蔵野市にある「吉祥寺」の地名は、このお寺が由来。明暦の大火で住居をなくした門前町の住人たちが、移住した地を「吉祥寺」と名付けました。これが現在の武蔵野市吉祥寺のはじまりです。
本駒込駅周辺には、この吉祥寺をはじめ、10以上のお寺が集まっています。同じく被災した寺院が移転してできた寺町。閑静な街並みを形づくると同時に、それぞれに伝説や著名人の墓碑などがあり、訪ね歩くのも興味深いことでしょう。
江戸時代をしのぶ、大名庭園の数々
文京区には、江戸時代に多くの大名屋敷が置かれました。いまも残る庭園や遺構が、往時をしのばせます。
小石川後楽園は、水戸徳川邸に光圀が完成させた庭園。池を中心にして、山、川、田園風景などが表現された回遊式築山泉水庭園です。
小石川後楽園とともに、江戸の二大庭園に数えられるのが六義園(りくぎえん)。小石川後楽園とは対照的に、明るく開放的な日本庭園です。五代将軍綱吉の側用人だった柳沢吉保が設計した庭園は、まるで「和歌のテーマパーク」。万葉集や古今和歌集などに詠まれた「和歌の浦」や、その周辺の和歌山の景勝地が、こまやかに造られています。
加賀藩支藩の大聖寺藩の屋敷があった須藤公園、徳川家の重臣の屋敷から移築された西教寺の赤門、綱吉によって造営された権現造りの根津神社など、歩ける距離にたくさんの歴史的スポットがあります。
東京大学の敷地の大部分は加賀藩の上屋敷のあった場所です。有名な「赤門」は、大名家に嫁いだ将軍家の姫が住む奥御殿のしるし。焼失した場合は再建不可という慣習があり、姫が亡くなると取り壊すものでした。そのため現在も残る赤門は少なく、貴重です。東大の赤門は、姫が明治まで存命だったため、今も残っています。
落ち着いた住環境に暮らす
文京区は、東京23区のほぼ中心に位置する、緑豊かな区。俗にいう「山の手」の一角にあり、犯罪件数は23区で最も少なく、治安も良いことで知られています。
東京大学をはじめとして、日本医科歯科大学、日本女子大学校、東洋大学などの高等教育機関が数多く存在する、アカデミックな街。そもそも文京区という名は「文教の府」「学問の府」という特徴から名づけられたものなのです。
教育環境のすばらしさに加え、山手線の内側に位置しながら、大きな拠点駅や繁華街がないのも特徴。これが23区内でも指折りの、閑静な住宅街であり続ける理由のひとつに挙げられるでしょう。
明治時代以降、学者、実業家、文化人が多く住み、大邸宅が多く存在した屋敷町、千駄木。周辺には夏目漱石や高村光太郎の旧居など、多くの文学史跡があり、街のたたずまいにも文化的な厚みが感じられます。
3路線3駅が利用可能な、交通の利便性
リムテラス文京千駄木の最寄駅は、徒歩7分の東京メトロ南北線「本駒込」駅。ここからは飯田橋へ6分、四谷へ10分です。これらのターミナル駅からは、JR、東京メトロ、都営地下鉄などに接続。都内どの方向に行くのにも便利です。
また、徒歩12分で東京メトロ千代田線「千駄木」駅、徒歩11分で都営地下鉄三田線「白山」駅も利用可能。どちらの駅からも、大手町まで4駅8分です。東京メトロ千代田線は、JR常磐線各駅停車、小田急小田原線と相互直通運転をしています。千葉方面や神奈川方面へも乗り換えなしで行ける、便利な路線です。
静かな環境でゆったり過ごしたい人に。
歴史ある街の文化を楽しみたい人に。
都心直結のこの街で、理想の暮らしをはじめませんか。