開放感と包容力の街
Feel a Freedom and Tolerance
中野の街を楽しむ
JR中野駅北口を出ると、まっすぐ続くのが中野サンモール商店街。自然光を取り入れた明るいアーケードが印象的です。長さは224m。さまざまなイベントも開催され、いつも人出でにぎわっています。
中野サンモール商店街を通り抜けると、中野ブロードウェイ商店街。漫画やアニメの専門店が多く出店していることで知られています。海外からも多くの人が訪れ、観光客でにぎわいます。でも意外にもスーパーや飲食店、鮮魚店、クリニックなど、地域に根付いたお店がたくさんあるのです。各地から人を集める専門的なショップの充実と、地域の人から支持される生活に密着した店舗との共生。これが暮らしやすさの要因でしょう。
中野の文化の発信地
「なかのZERO」は、中野区の総合文化センター。コンサートなどが開かれる大ホールがある、文化の発信地です。
本館には、大ホールの他に、バンド練習ができる音楽練習室、ダンスやヨガができるリハーサル室など、多様なニーズに応える設備が充実。⽣涯学習活動・⽀援コーナーには、催し物、カルチャーセンターなどの資料があり、相談や人材の紹介をしてもらえます。
西館には、演劇や落語などが開かれる小ホール、子ども科学教室などもある科学実験室、プラネタリウムなどがあります。このプラネタリウムの自慢は、1972年開館当時から続く、解説員による生の解説。昔ながらの光学式のプラネタリウムを操作しながら、解説員がその日の星空や季節の星座などについて教えてくれます。大人向けと子ども向けのプログラムがあり、大人230円、子ども110円という手軽な利用料で星空を楽しめます。じっくり学べる特別プログラムもあるため、天文好きの人にはたまらないのではないでしょうか。
本館の地下には、中野区立図書館が入っています。蔵書数は、公立図書館としては非常に多い約50万冊。4480㎡の館内に280席あまりの閲覧席があり、利用者が多くても広々と使えます。児童コーナーや地域行政資料コーナーが広いのも特長。机のある閲覧席も多く、夜9時まで開いているのもうれしいところです。
個性ある公園の数々
なかのZEROに隣り合う紅葉山公園は、大正年間から「もみじ山」と呼ばれていた個人の所有地でした。戦後、中野区が取得し、整備を進めました。高台と池、遊具がある園内では、親子連れのグループや昼休みのビジネスマンなどが、思い思いに過ごしていました。
リムテラス中野ザ・クラスのすぐ南にある城山公園には、ブランコやアスレチック、砂場などの遊具と、走り回れる広場があります。小さい子どもから小学生まで遊べるため、人気の公園。ベンチも多く、樹木もたくさん植えられているので、ゆっくり過ごせます。
谷戸運動公園は、キャッチボールなどもできる、フェンスのある公園。小学生の野球チームが休日に練習したり、夏祭りの会場になったりしています。中世、ここに地域の有力者の館があったことから、一帯は城山と呼ばれていました。周辺を囲む空堀があったことも発掘調査でわかっています。
中野駅周辺の再開発
中野区では、中野駅を中心とする約110ヘクタールの再開発を進めています。
特に注目されているのは、新たな駅前広場と、西側改札を新設する橋上駅舎・南北通路の設置です。これが完成すると、従来よりも駅へのアクセスがしやすくなり、東西、南北の動線も良くなります。
駅の北西に広がる警察大学校等跡地は、再開発が始まってすぐの2012年、オフィスビルや大学、病院、住宅、公園などのある「中野四季の都市」に生まれ変わりました。
この地区の真ん中にあるのが防災公園「中野四季の森公園」。一見したところふつうの原っぱですが、ここには「災害用トイレ(マンホールトイレ)」が27基も隠れています。災害時には、蓋をあけて簡易テントを張ると下水直結のトイレとなるのです。防災用井戸も設置されています。ビルには「防災備蓄倉庫」もあり、地域の災害支援に心強い設備を完備しています。
長い間愛され、小説や歌などにも登場してきた中野サンプラザの閉館は、2023年の大きなニュースとなりました。2028年に竣工予定の新施設には、新たな「文化の聖地」を目指す、7,000人収容の多目的ホールが作られるそうです。さらに展望レストラン、交流や会合の場となるコンベンションセンター、屋内遊び場なども導入される予定。駅から直結の便利な施設になりそうです。
交通の利便性
リムテラス中野ザ・クラスは、JR中央線・総武線、東京メトロ東西線「中野」駅から徒歩10分です。
中野駅からは、JR総武線が御茶ノ水から秋葉原、錦糸町などを通り千葉まで運行。東京メトロ東西線との相互直通運転もしているので、九段下、日本橋へも乗り換えなしで行くことができます。また、中央線は快速や中央特快が運行されており、朝の通勤時間帯でも東京駅まで20分、日中なら18分で行くことができます。
緑が多く、開放的な空気感が印象的な街。
利便性も高く、バラエティ豊かな飲食店やサブカル文化も楽しめる、個性的な街。
この街で、あなたらしい暮らしを送ってみませんか。