STRUCTURE

良質な素材と、優れた工法の融合

スチールハウスは、材料がスチール。工法が軸組から枠組へと進化した住宅です。スチールの強さと枠組壁工法の頑丈さという長所を併せ持つ、時代の最先端を担う住宅。
私たちは不動産販売を通して、「安心して暮らせる心地よい住まい構造」について考えてきました。これからの社会に求められる住まいとは? 生活をより豊かにする住まいとは? お客様の理想にお応えする住まいとは?
その結果、選択したのがこの「スチールハウス(薄板軽量形鋼造:スチールフレーム枠組壁工法)」です。
高度な技術で、住まいの高い信頼性と快適性を実現しました。

「高耐震」で安全・安心な暮らしを守る
[ 強固な構造と合理的な耐震設計法 ]
構造の安定性を徹底的に追求。

「低価格だと、建物の品質が心配」と思っているあなたへ。今の時代、「安かろう悪かろう」はもう、通用しません。住宅に対する人々の目は、3.11大震災後、特に厳しくなっています。
「耐震性の高い安全な家に住みたい」。その声、期待に応えることが、私たちの使命だと思っています。住まう方が、快適で安心な暮らしをずっと持続していけるように。

枠材に、強固なスチール材を採用。

木造2×4(ツーバイフォー)工法に用いられる枠材を、厚さ1mm前後のスチールに置き換えたスチールハウス。同じ断面で木の何倍もの強度を持っているスチールは、これまでの住宅のあり方を大きく変える可能性を持っている素材です。

たわみがないスチールハウス。
経年変化がなく、いつまでも丈夫。

スチールには、木材に見られる経年劣化(乾燥収縮、ねじれ、反り、割れ)がないので、扉の建て付け悪化、床のきしみ音発生などが大幅に軽減されます。
木材住宅最大の悩みである「クリープ現象」。新築時には問題がないように見えても、5年後10年後とたわみが進行してしまうので、気がついた時には保証期間が過ぎていて、時すでに遅しということも起こり得ます。
スチールハウスは、たわみが木造2×4住宅の1/3。また、クリープ現象自体が発生しないので、何十年経っても、新築時と変わらない構造を保ちます。

■ クリープ現象概念図
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  1. クリープ現象とは、部材に荷重をかけつづけることにより生じた変形が時間とともに大きくなり、荷重を取り去っても変形が戻らない現象。
■ 床根太の変形量
  1. クリープ現象とは…部材に荷重をかけつづけることにより生じた変形が時間とともに大きくなり、荷重を取り去っても変形が戻らない現象。

実大実験棟水平加力実験

強度の高い工法・構造で耐震性を確保。

スチールハウスは、頑強な薄板軽量形鋼を枠材に使用します。
柱の代わりに壁で家を支えるツーバイフォー工法(枠組壁工法)は、もともと非常に強い構造ですが、枠材を剛性(破壊に耐える力)に秀でた軽量形鋼を使用することで、さらに耐震性を高めることができました。
スチールハウスは、卓越した耐震性で住む人の大切な暮らしを守ります。

快適な暮らしが長続きする、長寿命住宅
[ 100年以上の耐久性をもつ骨組み。優れた断熱性 ]
住まいの価値を高める、スチールハウスの高耐久性。

「住まいを長く愛する」。日本のほとんどの住宅のように、10年、20年で不具合が出てきてしまう家とは違います。長持ちする丈夫な家、快適に住み続けられる家、それがスチールハウス。
親から子へ、またその子どもへと大切に受け継がれる、価値のある住まいです。

スチールだからこそ、骨組みは100年以上の耐久性。

実際に人が住んでいるスチールハウスの壁内や床下などに使われている亜鉛めっき鋼板の腐食状況を調査しています。
データ解析の結果、スチールは100年以上の耐久性を持つことが確認されています。

最高性能の亜鉛めっき鋼板を使用した骨組み。

スチールハウスの骨組みのスチール(形鋼)には、日本の鉄鋼メーカーが長年培ってきた防錆技術力を駆使した亜鉛めっき鋼板を使用。このめっき板は、日本建築センターが規定する「工業化住宅性能認定にかかわる耐久性能に関する技術規定」の中で、最高点の評価を得ています。
最も防錆力の高い鋼板が、スチールハウスを支えます。

■ 腐食減量(g/㎡)
■ 代表的な亜鉛めっき鋼板
室内を常に快適な環境に保つ、高断熱性。

スチールハウスは、基本的に建物の外側を断熱材で覆う外張断熱方式を採用しています。そのため断熱性・気密性が飛躍的に高まり、外気の温度変化を室内に伝えにくくします。
つまりエアコンなどの光熱費を節約すると共に、夏涼しく冬暖かな快適な暮らしを可能にしています。