「都心」を住みこなす
Living in the Metropolis
「都心」に住むということ
新宿区は、まさに「都心」です。
東京都庁、伊勢丹新宿店、紀伊國屋書店本店など、ここにはビジネスやショッピング、レジャーのスポットが集積されています。映画館や寄席などエンターテインメント施設も多く、繁華街には多くの人々が行きかい、交通機関の利便性も抜群です。
「新宿」の歴史
「馬水槽」と呼ばれるものが、JR新宿駅東口を出た植え込みの中にあります。上部が馬の水飲み場、下が犬や猫の水飲み場、裏が人間の水飲み場というおもしろい作り。
これは明治34年ころ、東京の水道を作るためヨーロッパ視察をした際に、ロンドンで寄贈されました。いまや世界で3個しか現存しないと言われる貴重なものです。いわば新宿の歴史の象徴のようなもので、新宿区指定文化財に選ばれています。
そもそも「新宿」という地名は、甲州街道の宿場「内藤新宿」が由来です。甲州街道の起点である日本橋から、最初の宿場までは距離が長く、旅人に不便でした。そこで新しく作られた宿場が「内藤新宿」です。旅籠(はたご)や茶屋が置かれ、江戸時代は繁盛していたそうです。
明治になると、新政府は東京を近代都市にするため、さまざまな政策を実施しました。武家や寺社が多かった内藤新宿には、土地の転用でたくさんの陸軍施設が作られました。
終戦後は、大劇場や演芸場、映画館などを作る計画が立てられ、その一帯の街の名が「歌舞伎町」と決まりました。しかし建築制限などの禁止令で、歌舞伎劇場は建設できず、町名だけが残ったそうです。
都会の中の静かな高台
都営地下鉄の大江戸線・東京メトロ副都心線の「東新宿」駅から徒歩7分に「リムテラス新宿PREMIUM」はあります。ここは、喧騒からのがれた高台のエリア。昔からの下町風情が残る、静かな通りです。
新宿区は、台地の間に木の枝のように低地が入り込んだ複雑な地形をしています。江戸時代に人口が増えると、台地と低地を結ぶ坂道も増えました。坂にはさまざまな名前がつき、それを地名がわりに使うことも多かったそうです。リムテラスからお寺の境内を通って降りる階段坂には「山吹坂」という名前がついています。これは、蓑(みの)を所望した太田道灌に山吹の枝をさしだしたという故事にちなんだものです。
緑化された外構が美しいイーストサイドスクエアは、東新宿駅直結のオフィスビル。飲食店やクリニック、フィットネスクラブもある複合施設です。リムテラスから駅までのルート上にあり、通り抜けができるので、雨の日は便利です。
伊勢丹新宿店まで徒歩15分で行けるところもうれしいポイント。新大久保の商店街も徒歩15分ほどなので、韓国など多国籍の料理や食材が楽しめます。
都立戸山公園の歴史と魅力
公園の雑木林を歩いていると、買い物帰りの女性が「向こうの紅葉がきれいよ」と教えてくれました。天気がいいと、少し回り道をして、この公園を通って帰るそう。ベンチで読書する人もいて、気持ちよさそうでした。
この都立戸山公園は、2つの部分に分かれています。
西側の大久保地区は、じゃぶじゃぶ池や幼児コーナー、芝生広場、運動広場などがあります。木漏れ日も美しい林には遊歩道やベンチがあり、幅広い年代の人たちが訪れていました。
東側の箱根山地区は、山手線内で最も標高が高い「箱根山」があることから名付けられました。この山は、かつて江戸随一の大名庭園と称された、尾張徳川家下屋敷の築山でした。富士山の見える御殿と大きな池の間に築かれ「玉円峰(ぎょくえんぽう)」と呼ばれていたそうです。屋敷の敷地内には、滝や神社、茶屋もありました。しかし大地震や火災、幕末期の騒乱で荒廃し、明治時代に軍の所有になりました。その後はすっかり形を変え、現在も残る大名庭園の痕跡は、この箱根山だけになっています。
4路線利用可能、抜群の交通アクセス
リムテラス新宿PREMIUMからは、都営地下鉄大江戸線・東京メトロ副都心線「東新宿」駅徒歩7分、東京メトロ丸ノ内線・副都心線・都営地下鉄新宿線「新宿三丁目」駅徒歩9分、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅徒歩13分。3駅4路線利用で、都内各所へ快適なアクセスが叶います。
「東新宿」駅から池袋までは6分、渋谷までは9分の所要時間。この路線は、東急東横線、みなとみらい線、東武東上線、西武有楽町線・池袋線との相互直通運転をしています。横浜方面へも埼玉方面へもダイレクトにつながる、利便性の高い路線です。
都営地下鉄大江戸線は、光が丘駅から都庁前駅を通り、都の中心部を環状に繋いでおり「地下鉄の山手線」とも呼ばれます。 放射状に走る既設の鉄道と各所で接続しているので、どこへ行くにも便利です。
躍動する都心にありながら、心からくつろげる住まい。
多彩な魅力を持つ街で、自分らしい暮らしを楽しんでみませんか。